top of page
木の笛ポーネはリハビリのために開発された笛です。笛を吹くことによって、肺活量を鍛えるとともに、口腔内を使い嚥下機能を助ける筋肉にアプローチすると考えています。国産材を使った優しい触感と香りとともに音学を楽しみながらリハビリを

音をへらした楽器です

ポーネロゴ 2.png

希望の笑顔が生まれる笛

なぜ音をへらしたの?

why we reduced the notes

ポーネの楽しみ方

How To Enjoy the PoNe

使った感想

Impressions after using it

実践の報告

Reactice Report

はじめに

 音を減らした木の笛ポーネで、音楽を楽しみながらリハビリを

hoccoは国産の木を使って、森のオカリナ樹音というオカリナを作っている創業13年目の会社です。 優しい音色、良い音程の笛づくりを目指し、日々努力しながら、制作に励んでいます。 ポーネはリハビリの笛として,2012年hocco前代表 安川みどりが開発した笛です。 介護の実体験を通して感じた事を形にしました。 「吹く」という行為は、肺を鍛える・肺活量の増大・口腔筋を鍛える・異物を吐くことによる肺炎の防止など・言語面からも大変有効であると言われています。 そんなリハビリ効果のある体に良い、優しい笛の音色の笛をつ作りたい。という強い思いで、ポーネを完成させました。 が、2010私たちの手では、なかなかポーネの普及には至りませんでした。 そして2024年、私たちが今まで積み上げてきた「楽器」のノウハウと音楽の楽しさを融合させて、再度ポーネを登場させみたらどうだろう?と棚の奥から引き出してきました。 新しい視点に立って、2024年春プロジェクトがスタートしました。今回は音楽療法士さんに協力いただき、脳出血後遺症のあるMさんへのポーネの音楽療法をお願いいたしました。 それは驚くほどの効果が出ています。何よりご本人に「希望の笑顔」が生まれました。 「私もやってみたい。」「すごいね」「応援するよ。」 大勢の皆様が私たちの背中を押してくださいました。嬉しい限りです。 私たちの作った笛が、社会に役立つことを願ってこのプロジェクトが再び進み始めました。

ポーネについて

正面から見たポーネ

​側面には指穴はなく、吹き口から息を入れると音が出ます

底面​には音を変えるための

指穴があります

持ち方

片方の手で側面を持ち、もう片方の手でそこ面の穴を開閉して音を変えることができます

 

または横に座る方が笛を支え、口に当て息を入れることでも奏でられます。

グループで、音楽を楽しむことで

​継続と意欲に火がつきます

この様に、介助者がポーネを支えることで

手でポーネが持ちにくい方も吹きやすいです

長座位や、寝ている体勢でも

介助者が支えることで吹くこともできます

“ 新しい発想 ”から生まれた木の笛

⚫︎ここが新しい!ポーネ

あえて音を減らした笛です。

楽器といえば「ドレミファソ〜」と奏でられるものをイメージしますが、

ポーネは二つの音に減らしてあります。

減らしてあることによって、一般的な楽器とはまた違った新しい使い方もできると思っています!

音を減らすことで、新たな可能性を増やしたい。

吹ける人を増やしたいそんな、新たな楽器が【森の笛ポーネ】です


 

⚫︎どうしてできたの?ポーネ

森のオカリナ樹•音をデザインした安川誠が「舌ガン」を患い、闘病の末に手術で舌の90%を切除しました。

その時お医者さんに言われたことは、誤嚥による肺炎や、発語が困難になること。

しかし、誤嚥がなく発音も人に伝わるほどにできていたのは「樹音を吹いていた事で鍛えられた肺活量と、口腔の筋肉のおかげだ」と、そんな経験を元に開発された「リハビリ用の笛」
 

 

⚫︎どこがいいの?ポーネ

・深い息は心の安定・自律神経のバランスを整え、脳内のセロトニンという物質(幸せホルモン)を増やし気持ちをリラックスさせてくれます。

体の隅々・脳にも酸素を送り、副交感神経の活性化を助けリラックスできるのです。

 

・少ない息でも、安定したきれいな音が出る工夫がしてあります。(実用新案取得)

笛をくわえ、音を出すという行為で、普段使わない口の周りの筋肉を使うことで、口の締りが良くなったり、嚥下機能向上に期待できます


・音を変えるために指の開閉をすることで、手先の運動につながります。
音・リズム・タイミングなどを考える事で脳の活動を刺激し、楽しみながらのリハビリができます。

 

・また、ポーネは日本の木材を使用しています。

木材の柔らかく暖かみのある感触だけでなく香りと、木が奏でる優しい音を楽しむことができます。

実践の報告

約半年間ポーネを使い音楽療法のセッションを行なっていただきました

目的:ポーネを実際に使用して、変化を見る

活動内容:1か月に1度の頻度で、1時間の音楽療法を対面にて実施

活動評価:

今後の課題:

​謝辞:

Mさん

2019年に脳幹出血 右半身に麻痺が残る

集中治療室で治療後、自宅とデイケアでリハビリを前向きに続けている

Kさん

音楽療法士として、長年活動している

様々な現場から感想いただきました

音楽療法の現場から

筋ジストロフィーの男性、参加メンバーがメンバーがポーネを吹いているのを見て参加。「1,2,3!」の掛け声で腹筋から息を出すことに挑戦してみる。小さな音だけど音が聞こえ「聞こえた!」と共感する。

その後も参加する場面が来るとポーネで参加して音が出るのを楽しんでいる様子。

今まで取り組んできた中で自ら「やりたい」という姿を強く見れたのがポーネだった。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn
  • YouTube
  • TikTok
木の笛ポーネはリハビリのために開発された笛です。笛を吹くことによって、肺活量を鍛えるとともに、口腔内を使い嚥下機能を助ける筋肉にアプローチすると考えています。国産材を使った優しい触感と香りとともに音学を楽しみながらリハビリを

In addition, it is starting to gain popularity as the first "instrument that makes sounds" for children.

 

The gentle warmth of Japanese wood and the soft sound of an instrument that small hands touch for the first time.

《Sound 》Do and Fa (2 sounds)

《Price 》3800 yen (excluding tax)

《Set Contents》String

 

《Size》10cm×4cm

《 coating 》oil finish

bottom of page